”UFOと宇宙人は実在した” そんなニュースが世界を駆け巡っています。
FBIが公開する機密保持期限の切れた資料の中に、1950年にニューメキシコ州で空飛ぶ円盤3機とと宇宙人が回収されていたという報告があったからです。
問題となっているのは、ワシントンの特別捜査官ガイ・ホッテル氏が1950年に記した「空飛ぶ円盤」という見出しの資料。その中には、ハッキリUFOと宇宙人の存在について記した記述がありました。
「空軍の調査官の話によると、3機のいわゆる空飛ぶ円盤がニューメキシコ州で回収された。それらは円形で中央の盛り上がった形をしており、直径は約50フィート(約15メートル)。それぞれに、人間の形はしているが身長が3フィート(約90センチ)しかなく、非常に滑らかな金属の衣類を身に着けた3体が乗っていた。それぞれは高速飛行やテストパイロットなどが使う、耐Gスーツのようなものを体に巻き着けていた。」
FBI オリジナル資料はここで見る事が出来ます。
報告書にはさらに、「情報提供者の話では、円盤がニューメキシコ州で回収されたのは、政府がこの地域に非常に高性能なレーダーを配備しており、このレーダーが円盤の制御メカニズムに干渉したのではないかと見られている」と、UFO墜落の理由が記されていますが、報告書にはあるのはこの二つの記述のみ、またFBIはこの件について何故かこれ以上の行動を起こしていない為、ニューメキシコで回収されたというこれらのUFOや宇宙人の詳細については不明です。
この資料は1970年代に公開され、その後2011年にはネットにも掲載。瞬く間に世界中の注目を浴びて、現在までに100万人以上が閲覧するほどの大スクープとなりました。
またこの件について、当初、英大衆紙のサンが、資料は同じ頃ニューメキシコ州で起きたロズウェル事件を裏付けるものだと大々的に報じましたが、FBIはその後、書き加えた注釈の中で、この資料の日付について、ロズウェルでUFOが回収されたとされる年の3年後の日付だと指摘、「この2つの件を関連付ける理由はない」と、ロズウェル事件との関係を否定しています。
さて、どうなんでしょう?
報告の記述が、ホッテル氏が実際に目にした事ではなく、” 調査官の話である ” という所が気になります。
本当にUFOの回収はあったのか?宇宙人は存在するのか? 今後の情報に期待したい所ですね。