Odd Fossil/奇妙な化石




カワウソの様な体に水かきの付いた脚、尖った爪にビーバーのような尾があって、くちばしのある動物。カモノハシほど人を困惑させる動物はいないでしょう。初めて目にした人は、さぞかしビックリした事だと思います。

今回、発見された、絶滅した海の爬虫類「 Eretmorhipis carrolldongi 」の化石は、同じ様な衝撃をあなたに与えるかも知れません。

最近発見された、カモノハシのような、この有史以前の海洋爬虫類は、アヒルのようなクチバシがあり、背中にはステゴサウルスの様な背びれを持ち、クロコダイルの様な尻尾と、水かきのついた脚、頭部や目は非常に小さな動物です。

「非常に変わった、キメラの様な特徴があります」カリフォルニア大学の古生物学者である、モタニ博士は言います。最初に目にした時は唖然として、しばらく言葉が無かったそうです。

この動物の化石は今の所二体見つかっており、1体は10年ほど前に発見されましたが、頭部が欠損していました。2体目は2015年に発掘。二つ共に、この生物が存在していた時期は、およそ2億4千7百万年前の、初期の三畳紀であると考えられているそうです。

頭部のクチバシ部分

長さは約2フィート(約60センチ)ほどありますが、その眼窩の幅はわずか約1センチしかありません。 それは研究者たちを驚かせています。 先史時代の海洋爬虫類は、薄暗い海域で獲物を見つけるのを助ける大きな目を持っているのが大半だったからです。 科学者らは、この爬虫類がエサを捉えるために視力に頼らなかった可能性が最も高いと結論づけています。 また、小さな頭は水中で音を多用した可能性があると考えられています。

さてこの奇妙な動物は、古代でどの様に生きていたのでしょうか?

また、同じ様な近い種類の動物の化石も発見されたりするのでしょうか?

研究によって、新たな生物の謎が解き明かされるといいですね。





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