1万5000円で買った日本製の物入れ、実は9億5000万円のお宝だった!/Japanese antique bought for £100 sells for £6.3million




テレビの台座にも使用していたという日本製の物入れが、実は17世紀の古美術品だったことが判明、オークションで9億5000万円で取引されるという驚きの出来事。

100ポンドの物入れ、実は日本の美術品だった

 

フランス人技術士が所有していたという長さ1.5mほどのチェストボックス(物入れ)は、故人が1970年ころ個人売買で100ポンド(約15000円)ほどで購入したもので、テレビの置台や飲み物を入れる為などに使われていたそうです。

ところがなんと、男性が亡くなった為に家族が遺産売却のためオークションに出そうと鑑定してもらった所、ただの物入れだと思っていたチェストボックスは、1640年頃に作られた貴重な日本の古美術品である事が判明。

1941年来、ロンドンのヴィクトリア・アルバート美術館が世界中を探し回っていたという骨董品は、現存するものは世界でたったの10しかないほど希少なもので、アムステルダムの国立美術館が630万ポンド(約9億5000万円)で落札することとなりました。

美術館のメノ・フィツキ館長の話では、箱は正に最高の中の最高傑作で、コンディションも信じられないほど良く、これ程の芸術品を美術館のコレクションに加えられる事は、大変名誉のある事だそうです。(大絶賛ですね)

17世紀の日本の芸術品

 

箱は、1640年に京都のカオミ・ナガシゲという職人がオランダの会社の為に作ったもので、箱の中と外に源氏物語などの金蒔絵が施されており、1658年頃に枢機卿ジュール·マザランが購入。

その後、フランスの主席公使が美術コレクションの為に購入したものが家族へ受け継がれた後、1802年にイギリスの詩人ウィリアム・ベックフォードが購入し、その娘のユーフェミアがハミルトン公爵夫人となった為、1882年に行われたハミルトンパレスの販売会に含まれていた事が分かっています。

更にその後、著名なコレクターであったというトレバー・ローレンス卿からウェルシュ炭鉱所有者のクリフォード・コーリー卿へ渡った所までは分かっていたそうですが、1941年のコーリー卿の死と共に行方が分からなくなっていました。

起源について知らなかったと思われるロンドンのポーランド人医師は、この箱をフランス人エンジニアの男性に100ポンドで売却、男性は定年後、お気に入りの箱と共にフランスのロワール渓谷へ移り住んでいました。

今回、箱を購入するためにアムステルダム国立美術館によって支払われた630万ポンドという金額は、日本の美術品に支払われた額としては2008年に12世紀の漆塗りの仏像に支払われた670万ポンド(約10億円)に次いで、史上2番目に高い額となるそうです。

これはまた、とんでもなく価値のあるテレビ台でしたね。(笑

Metro


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